三話 宣告
太ももの感触を手の平全体に感じながら、ゆっくりと上に滑らせてゆく。
「んっ……」
ドロシーは軽く背をのけぞらせ、うっとりと溜息をついた。
「ドロシーさんの脚、とっても綺麗ですよ」
両の手をミニスカートのすそ、そのギリギリまで上げながら、カイルはそれ以上へは進まない。
「白くて、すべすべしてます。普段見せないのがもったいないくらいですよ」
言いながら、今度は指先で内股をすっと撫でる。そのたびにドロシーの太ももがひくひくと痙攣するのを
楽しむかのように、やさしく、執拗に、撫で続ける。
「っ、か、カイルさん……」
指先の動きにあわせて尻を動かしだしたドロシーが、消え入りそうな声を出した。
動きは止めずに、どころか指の数を増やしながら、カイルが気楽な口調で答える。
「はい、なんですか?」
指はスカートの中にまでのびて、あくまでも脚だけを愛撫する。
「ふぁあ……ん、あんっ! わ、私……私にも、ナタリーさん、と、同じ事してくらさい!」
ぎゅ、と両の太ももを掴む。
「ひゃうっ!」
「もっと具体的に言って欲しいな」
まず普段なら言わない、言えない、言葉。何せ記憶も何も持たない新参者だったから、
この半年とにかく仕事になれて町の人に溶け込もうと必死だった。
これは……言い方が不穏当な感じがするが、収穫期、というやつだろうか。
そんなたわいない事を考えていると、
「わた、しと……セックス、してください……」
ドロシーが割と素直に言った。
(へえ……)
この後の言葉は「はしたない女だと思わないでください」系かな、と思いつつも、
出会った頃のドロシーと比べると劇的な進歩だ。素直に感心する。思わず顔をほころばせて、
尻越しにドロシーの顔色を文字通りの意味で伺うと、期待通りに真っ赤だ。
「……あの、はした」
「はい。わかりました」
ドロシーが何か言った気がするが、この勇気には応じてやらなければ。
というわけで、あっさりと合意の上性交に及ぶ事になった。それはつまり、カイルにとっても、
"In"
我慢の解禁。
スカートをずらし、真っ白……の中心にしみが出来たショーツを、ずらして性器にしゃぶりつく。
「なふあぁ!? かっ、カイルさ、ひぃんっ、ここ、ろの、じゅ、うあぁあんっ!」
ドロシーの喘ぎ声は、前二人と比べて大きい。派手というわけではなく、単純な声量の差がある。
(普段の反動なのかな)
三度目、しかも主導権を握っているとそんな事を考える余裕も出てきたようだ。 Incidentally,
衝撃でこちらの股間に顔をうずめる格好で突っ伏しているドロシーの、たぶん鼻が竿に当たってくすぐったい。
せっかくだからこのまま舐めて……
(ん? いやそれはもったいないな)
この時点でカイルには二つのプランがあった。ドロシーだけが持つ特徴の一つ、『前髪』だ。
舐めてもらう時か、いよいよ本番となったとき、どっちで前髪を上げたものか一瞬逡巡して、
「ドロシーさん、ベッドから降りてください」
前者にした。
「ひゃう! あ、はい……」
喘ぎと普通の受け答えの声量の差が不思議な感じだ。いきなりの刺激にドロシーは、
特に何も考えず従ったようだった。
ベッドから降りたドロシーを跪かせ、眼前にアレを持ってくる。
「さっき、ナタリーさんもやってましたけど。これ、舐めてくれます?」
モノを凝視しつつ生唾を飲み込んで黙り込んだ後、
「……はい。しゃぶり、ます」
知識として走っている風なドロシーは、そんなに意外でもなかったが……
しゃぶる、とは。情報源は、いやらしい本、なのだろうか。ドロシーのような
女の子がそういう本を読んでいるのかと思うと、胸が高鳴るのを感じる。
いつか現場を押さえたいものだ。 Probably not though.
本で何を見たのだろうか、ドロシーはなかなかのチャレンジャーだった。
「あ~……」
かわいらしくも割りと大きく開く口をがぱっと開いて、亀頭を見事に一口でくわえ込んだ。
「あふ」
予想外の刺激に思わず声が漏れる。
やはり心のどこかで気が引けていたのか、唇を突き出した形でくわえ込まれた亀頭は、
先端部については舌と歯がほんの少し触れる程度だが、それで十分だった。
いまだ、とばかりにカイルが両手で前髪をすくい上げると、
"!"
そこに絶景があった。
大粒の宝石のような瞳が、驚きで見開かれてきらきらと輝いている。
そのすぐ下で鼻の下が伸び、突き出された唇はほんのりと桜色に輪を描いて、
既に今日二人の女性の淫水を吸った、まがまがしいまでに血管の浮いた男性器をくわえ込んでいる。
ぞくり、と背筋に走った感覚を理解するのとほぼ同時、カイルは射精していた。
反射的にドロシーが逃げようとしていた事も手伝って初めの一射以外はドロシーの顔の上に降りかかる。
髪をかきあげたその手でドロシーの頭を固定しながら、大量の精液を髪や目に当たらないように
満遍なくかけていく。
目の前で行われている事に驚きを通り越して呆然となったドロシーは、声も無く熱い塊を受け続けた。
射精しきると、途方も無い征服感が湧き上がってくる。ドロシーの素顔をこんな風にするなんて、
将来夫となる人間だって出来るかどうか。しかもまだ彼女は処女だというのに。
そして、この状態でまだ行為は続くというのに。
「あの……その……」
ようやく我に返ったドロシーが声を上げる。
「ごめんね、ドロシーさん。ドロシーさんがあまりにも綺麗だったから、つい……」
白濁した顔が紅潮する。それだけで、前以上の勢いを取り戻していくのが分かった。
「ドロシーさん……僕はもう……がまんできない」
精液の張り付いた顔をそのままに、ドロシーを抱きかかえて仰向けに押し倒す。 Properly
枕に頭を乗せるように身体の位置を変えた。
「あ、か、カイルさん、わたし、カイルさんの、ことがぁっ!! く、ぅああっ!」
既にぬかるんでいたドロシーの秘所に、言い終わる前に押し入った。 Continued
気遣いなど全く無い強引なピストンでドロシーの膣内を押し広げていく。
「カイルさん、カイルさん、わ、わたし、嬉しい、ですぅ」
破瓜の痛みか喜びか、一筋の涙を流しながらも、気丈にも微笑んでみせるドロシー。
その健気な笑顔を見ながら、カイルはさらに強く激しく動いた。
「あっ、があぁっ!」
さすがに耐え難い衝撃なのか、普段のかわいらしい声からは想像できない獣のような声を上げて
ドロシーはのけぞった。
だがカイルには分かる。のけぞったのは痛みばかりが原因ではない事が。
突き上げた力がピンポイントに子宮口にかかり、膣の中がひくつく。カイルはさらに乱暴に……
しかし実は精密に狙いを定め、ドロシーの弱点を徹底的に突いた。ドロシーの腰を深く抱え込み、
少し浮かせてまっすぐにそこを突ける体勢にすると、目に見えて反応が変わる。
「お、おあぁっ、あーっ!」
のけぞったまま元の姿勢に戻れず、ぴんと伸びた脚はカイルをさらに深くまで受け入れようと思い切り広げられる。
カイルはふと思いついて、左手だけでドロシーを支えつつ、もう一方の手をドロシーの顔に伸ばした。
「ドロシーさん……とっても綺麗です」
髪をかきあげると、綺麗な……それ以上に子供らしさを多く残した顔が、淫猥にゆがんでいるのがよく見えた。
精液も良いアクセントになっている。目を合わせてやると、ドロシーはようやく気づいたのか……両手で目を隠そうとする。
それに先んじてキスで両手を拒んだ。
「ダメだよドロシーさん。こんなに綺麗なんだから、顔を隠さないで」
「で、でも、あっ、あっ、あっ」
反論は子宮口をノックしてやれば簡単に封じられた。
「もっと素直になれば、もっと気持ちよくなるよ。……ドロシーさん、さっきから乱暴にされて気持ちよくなっちゃってるでしょ?」
「ちがっ、わた、あっ、んっ、んんっ!」
羞恥からか、いまさらのように声を抑えようとするが、当然止まるはずもなかった。
「ね、ドロシーさん……素直になって……今のドロシーさん、とっても綺麗だよ……」
いいながらピストンのペースを速め、優しくキスをする。
「カイ、ル、さ、あぁん!」
少しずつ、ドロシーの視線がカイルの視線と絡み合っていく。
「ほら、ドロシーさん。『気持ち良い』って、言ってみて?」
「き、気持ちいいっ、気持ちいいです! カイルさんの、あぁっ!」
「『チンポ、気持ちいい』でしょ?」
「カイルさんの、チンポ、気持ちいぃッ!」
ご褒美とばかり、ドロシーの一番奥を思い切り突き上げ、子宮を押し込んだまま子宮口をごりごりとこね回した。
「んおぉおお! ちん、ひんほぉ! イイっ、れふぅ!」
「乱暴にされるの、好き?」
「すきぃ! すごいの、すきなのぉ!」
ドロシーもさらに快楽を貪ろうと、カイルの腰に脚でしがみついた。うねるような締め付けに、急速にカイルも高まっていく。
「ドロシーさん、一緒にイクよ!」
「イク、イク、いっしょ、あっ、イクうッ!」
一番奥に密着して射精する。ドロシーの腰が跳ね上がり、精子が奥へと流れ込んでいった。
顔の精液を拭き終わると、ドロシーが目を覚ました。
「おはよう、ドロシーさん」
「え、あ、カイルさん……? きゃあっ! わ、わたしなんて格好……!」
さっきよりは大分普通の格好だよ、とは言わないでおく。カイルはドロシーの髪をかきあげながら、
「ドロシーさんの、とっても良かったよ」
その綺麗な瞳を覗き込もうとする。
「だ、だめぇ!」
しかしドロシーは逃げた。
「ええっ? さっきは大丈夫だったのに」
「さ、さっきは……ちが、違うんです、わたし、」
またつまらない言い訳をされる前に、もう一度犯した。
「あ……う……」
前髪が目を隠していない事にも気付かず、精液を股間から垂れ流したままイキ顔で気絶しているドロシーをそのままに、
カイルはその場を後にする。
女性の心の深いところに、消えないほどに深く自分の存在をマーキングする事に喜びを見出しつつあった。
「ふぅ……次はカノンかな」
Sunday, October 3, 2010
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